デイサービスの1日の仕事~ワークライフバランスを考えよ
デイサービスではトイレ介助、下の世話がメインだと考えた方がいい。
1日中、下の世話が嫌でなければ、介護の仕事はおすすめの仕事だ。
もちろん、トイレ介助の少ないデイサービスはあるだろうし、介護度によっても違ってくる。
今回は、デイサービスでの1日の仕事とワークライフバランスについて考えてみた。
私が働いたデイサービスでは、次のようなタイムスケジュールだった。
朝7時台・・・自宅までお迎え。
9時~11時・・・お風呂介助
12時・・・昼食介助
13時~14時・・・昼寝やトイレ介助
15時・・・おやつ介助
トイレ介助、掃除など
16時過ぎ・・・自宅まで送る。
朝7時台からの仕事はキツイ。
わたし的にはとてもつらく、こんなに朝の早い仕事はもうごめんだ!と思う。
そして、夕方が問題だ。
16時過ぎにお年寄りを自宅に送るまではいいが、そのあとが長い!!
18時半まで帰れないのだ!!
もちろん、お年寄りを自宅まで送り、施設に戻ってからも仕事はある。
しかし、朝7時台から出勤し、18時30分まで拘束されるという勤務時間・・・これは最悪最低だ!!
面接の時に、その時間まで仕事があるとは上司は説明してくれなかったので、実際に働いてみて愕然とした。
もちろん短い仕事時間を望むこともできた。しかし、はじめにフルタイムで働きたいと言ってしまった自分にも非があった・・・・
(フルタイムで働きたいと言ってしまった手前、短時間勤務にしてくださいと言いにくかった)
もし、これからデイサービスで働きたいと思っている方は、仕事時間について詳しく聞いた方がいい。
実際に働いて、「えっ!こんなにも長時間なの?」とならないように。
ワークライフバランスを考えると10時間勤務のデイサービスはジゴク
公務員系の仕事をしてきた自分なので、デイサービスでの勤務時間には驚いてしまった。
正直、ワークライフバランスがまったくとれない!
1か月のうち10日以上は休みがある。しかし!1日10時間も働いていれば当たり前ではないか。
私が介護業界に勤めるのが嫌だと思う理由は、仕事時間が第一の理由にあげられる。
もし、収入を気にしないで介護の仕事がしたい!と考える人なら、ぜひ短時間の勤務をおすすめする。
介護の仕事は立ち仕事がメインで、とてもキツイので短時間ならばワークライフバランスもとれるだろう。
嫌だと思ったら即退職意向を示せ!介護の仕事で長居は禁物
介護業界は常に人が足りないところだ。
仕事内容はきつく、汚い仕事が多い。かつて言われてきた3kといわれる仕事かもしれない。
3k・・・きつい、きたない、危険(これについては仕事がハード過ぎて自分自身の精神崩壊の危険)
これは、あくまでも私自身が感じたことであり、すべての介護の仕事に当てはまるか?というとそうではないのでご了承を・・・
さて、介護業界は常に人手が足りない。デイサービスに勤めて半年が過ぎ、私が退職の意思を示したときも、上司は良い顔をしなかった。
デイサービスにおいて、仕事のシフトが組めないということは致命的になる。(どんな仕事でもそうだが、十分な人材がいないとシフトは組めない)
私が退職の考えを上司に報告したのは、辞めたい日の1か月以上も前だった。
それなのにである。
上司は渋り、本部に報告するとかでその日は受け入れてもらえなかった。
人が足りない。
その理由でだけだ。
1か月以上前に退職の意思を示して、受け入れてもらえなかったのは、人生ではじめてだった。
介護業界というのは、本当にブラックなところなのか!と実感した
もし、これを読んでいる方で介護業界の仕事を辞めたいと考えている人がいたら、今すぐにでも上司に報告したほうがいい。
2週間前・・・私の所属するデイサービスでは、14日前には申し出ること、と規約にあった。
本来なら2週間前に言えばいいと考えていた。しかし!人が足りないといわれそうな予感がし、1か月前に辞めたい、と言うことにした。
しかし!2週間前ぎりぎりになって辞めたいといったところで、文句を言われるのに決まってる!!
介護業界というのはそういうところなのだ。
本音はデイサービスに勤めて3カ月で辞めたかった!
デイサービスでは、以前の記事にも書いたように、いじめやひがみ、パワハラがひどい。
本来ならその被害を受けた時点で辞めた方が良かったと思う。
なぜにそんなにいじめやパワハラに耐えなければいけないのか???
耐えることが一体誰得なのか???
そんな風に感じる。
これはどの仕事にも当てはまると思っている。
精神崩壊するまで耐えることは現代的ではないのだ。
介護の仕事を辞めたい!と考える人は精神を病んでしまわないうちに、すぐに退職の意向を示そう!!
家に12時間帰ってこれない!デイサービスの恐ろしき勤務実態
デイサービス、介護業界で何がキツイかというと、利用者さんの身体介護、排泄介助が代表されるが、勤務体制もキツイということを書いてみる。
まず、デイサービスは日中の利用者さんのお世話をしているので夜勤はない。
デイサービスの朝は早い!
朝7時半に利用者さんを迎えに行くために、送迎車で出発するのだ。
そのために施設の鍵を開ける当番のスタッフは、7時には到着してなければいけない。
その後、仕事は18時過ぎまで続く。。。
勤務時間は10時間になる。(昼休憩1時間)
こんなに長時間拘束されるなんてブラック以外の何色があるだろう。グレーか?
もちろん、勤務時間、拘束時間の多い職種も介護以外の仕事であるだろう。
そして、私はこの長い勤務時間、拘束時間に加え、彼らのだらだらとした行動に驚いた。
帰る時間は過ぎてるんだ!タイムカードを押してるんだぞ!
それが、ペチャクチャと低俗なことを話し、くだらない話題にキャッキャッとし、時間がどんどん過ぎていくじゃないかっ!!!
バカなんじゃなかろうか?と思った。
時間をもっと大事にしろよ!!と叫びたい。
なんか・・・自分がおかしいのか、ずれているのか?
1日の拘束時間が長いと子持ちの主婦はこんなにも苦労する
家を出ると10時間以上も勤務しなければいけない、このブラックな勤務形態は、介護業界だけではないはずだ。
しかし、これほどの長い時間、過酷な仕事をしていると、家庭を預かる主婦、特に子持ちの主婦はどうなるのか?
まず、我が家は小さな子供はいないが、夕ご飯が作れないという問題がある。
1日の勤務を終えて家に帰ると、もう夜7時なのだ。疲れた体に鞭を打って、その時間から夕飯作りをするのがとても辛い。
それに、その時間から家事を始めると、その後どんどん家事が溜まってきて最悪なのだ。
勤務時間が長すぎるというのは、女性にとっては大きな問題だ。
これから仕事をはじめようとする方は、勤務時間についてよく企業側に聞いてみた方がいい。
入社してから、とんでもない勤務体制だった!というのが私だからだ。
利用者からセクハラを受ける!じいさんよ、あんたは皆から嫌われてる
デイサービスで働いていると、実にさまざまな利用者さんがいる、と言った印象だ。
実際に、文句ばかり言うばあちゃんや、いきなり怒鳴りだすじいちゃん。お茶を飲んだばかりなのに、「もらってないよ!」とすごい剣幕で言ってくるばあちゃんなどなど
たくさんの個性あふれるお年寄りに囲まれるのがデイサービスだ!
まず、癖のないお年寄りなんていない!と思った方が楽だ!
その中でもセクハラをしてくるじいちゃんには参ってしまう。
そのじいちゃん。じいさんと言ったほうがいいな。
そのじいさんは、見た目は静かそう。だが、その実態はセクハラの塊だったのだ!
排泄介助の際に、
「おまえは男のここを触ったことがあるのか?」
「舐めたことがあるのか?」
そんな下の言葉を投げつけるのはもちろん、若い子をむやみに触ったりするエロいじいさんなのだ。
認知症の症状の中で、そうした性に関した行動もみられると習ったのだが、実際に対面すると引いてしまう。
しかし、ここで言っておきたいのは、そのセクハラじいさんも、現役時代はバリバリ仕事してたんだろうな、ということだ。
だが、じいさん、不摂生しすぎたのか、体がきかなくなり歩けなくなって、車いす生活になり介護されるようになった。
もともとの陰気なエロ体質が現れるようになり、ついには介護スタッフにセクハラをしてしまう。。。
これじゃ他の施設で断られたのもうなずけるというものだ。
そして、今現在もみんなから嫌われてるじいさん。
今後、介護されるお年寄りが増えれば、このじいさんみたいな人も増えるんだろうな。
辞めると言ったら人が足りない!と睨まれた!介護はブラックか
介護業界はブラック業界なのか?そんなことみんな知ってるだろう!ブラックに決まってる!!
じゃあ、どんなところがブラックなのか??辞めると意思表示した時に見え隠れするブラックの破片・・・
私は辞める1か月以上前に上司に退職の意向を伝えた。
それが、次の日には
「いまは人が足りないから、辞めるのを伸ばしてほしい!」
と言われたのだった。
しかも、上司は睨むような目つきをしていて、以前のように私に声をかけてこなくなった。
普段のような挨拶もしてくれない!!
ブラックだなぁ~と思った瞬間だった。
友人Aは同じく介護の仕事をしていた。友人Aも1か月以上前に会社に退職したいと、上司に言ったところ・・・
「社員がそんなに簡単に辞められるわけないだろう!」
と、そんな風に言われたということだ。
友人Aも介護の仕事はブラック業界なんだな、と思ったそうだ。
このようにスタッフが退職したいと願い出た時に、企業側の対応が悪ければ悪いほど、その企業がブラックかどうかがわかる。
もちろん、勤務体制や給与の面でもブラックを判断する必要があるが。
人が足りない介護業界。私からはおすすめできない業界だ。
ちなみに人が足りないと言われた時のかわし方はこうだ。
「次の仕事が決まってしまった」
「前の職場に戻るため、知り合いにもう入社の意向を伝えてしまった」
辞めたい、そういう意思は曲げないでほしい。なぜならば、あなたの心が病んでしまうからだ。